講演会

京都産業会館シルクホールで行われた林真理子の講演会「小説を書く時間」に行ってきた。
無料というだけあって相当な混雑具合。一応15分前くらいには着いたけど、収容人数820人というホールがほぼ満席に近かった。途中からは立ち見(立ち聞き?)も見受けられた。
話の内容は、表題の「小説を書く時間」とはちょっと離れていて自分の家族の話やら先日話題になった芥川賞の若い二人と同席したときの話、自分の小説が原作になったドラマの話、それから出版業界等の話など。
「純文学雑誌が3000〜4000部しか売れていないのに、投稿してくるのも3000くらい」という話に驚いた。そういうもんなのか。
芥川賞金原ひとみ「今すぐにでも店*1に出られそうな若い女の子」で(ここで会場に笑いが起こった)、綿矢りさ「いいところのお嬢さん」というかんじだったらしい。金原ひとみ「一人でウィスキーをロックで飲んでいた」というくだりには、あまりにも見かけどおり過ぎて金原ひとみに対して興醒めした。もっと意外性が欲しい。実は障子の張替えめっちゃうまいよ とか。
前日夜更かしがひどく、また当日も朝から出かけたために途中何度か居眠りをしてしまってひどく後悔。惜しいことをした。

林真理子自身は、雑誌等で見るとわりとブサイクだけど、実物は普通の面白いおばちゃん。よってオーラもない。話もわりと面白かったし下手ではなかったけど、上手いとは思わなかった。
 

 
山内溥氏つい最近、仕事で任天堂の前社長で現相談役の山内溥氏(左の画像参照)とお会いする機会があったのだけど、あの人はやばかった。オーラが。オーラが見えた。今76歳ということだけど、全然年を感じさせない。背筋も真っ直ぐで話も早い。
でもちょっと怖かった。Vシネに出ててもおかしくないっていうか、出てたら間違いなく主役級の迫力。こらマリオもせっせこ働くで というお話。あの人なら愛人の5人や10人いてもおかしくない。いやいるかどうかは知らないよ!

*1:キャバレーとか